
響き渡る
銀を鎚つ音色。
日々、銀と向き合う伝統工芸士たち
「伝統工芸士」の認定制度は、伝統的工芸品の需要拡大と後継者の育成を目的として1974年に誕生。伝統的工芸品の製造に従事し技術・知識・経験が優れている職人に対し、(財)伝統的工芸品産業振興協会より「伝統工芸士」の称号が授与されます。
作品の審査や筆記・実技試験に合格しなければ得られない国家資格です。令和4年現在、東京銀器には26名、うち浅草もり銀の大元である森銀器製作所には3名の「伝統工芸士」が在籍し、伝統を受け継ぎ、次の世代を担う職人を育てています。
号 善興
1954年、青森に生まれる。2001年、経済産業大臣指定伝統的工芸品伝統工芸士に認定。
打ち物の名匠、森善之助師の門下にて日本の伝統的工芸である鍛金技術を習得。鍛金技術によって金製及び銀製による茶道具、花器、酒器及び置物等の作品を制作、宮内庁御用達の銀盃や花瓶等の制作にも携わる。
号 龍興
1971年、東京世田谷に生まれる。1990年4月、 都立工芸高校卒業。
金工作家田中照一師に師事し日本の伝統的工芸である鍛金技術を習得し、金銀製品及び置物等を制作している。
2009年2月、経済産業大臣指定伝統的工芸品伝統工芸士に認定。2009年10月、第10回全日本金銀創作展にて会長賞受賞。2013年11月、第11回全日本金銀創作展にて奨励賞受賞。
号 蔦興
1981年 埼玉県本庄市生
2005年 山脇美術専門学院卒業
金工作家藤江聖公師に師事、彫金技法を学ぶ
2010年 第60回埼玉県美術展にて埼玉県美術家協会賞受賞
2011年 第54回埼玉県北美術展にて毎日新聞社賞受賞
2012年 第62回埼玉県美術展にて埼玉県美術家協会賞受賞 埼玉県美術家協会会員
2015年 第12回全日本金銀創作展にてアイデア賞受賞
2021年 経済産業大臣指定伝統的工芸品伝統工芸士に認定













